前々回の記事では一般的な今の田んぼのやり方をすると
大量のメタンガスを発生させ、
地球の温暖化に影響を及ぼしているということを書きました。
今日は田んぼの水が及ぼしている影響についてです。
「岩澤信夫さんの究極の田んぼ」を読んだことを書きたいと思います。
一般的な今の田んぼには農薬、化学肥料や動物性の有機肥料を入れます。
すると田んぼの中で硝酸態チッソという発がん性物質が発生します。
ヨーロッパなどでは厳しく「硝酸態チッソ」は管理されていますが、
日本では管理されていないのが現状です。
その田んぼの中の「硝酸態チッソ」は
雨が降ったり、地下水から染み出たりして田んぼの外側に流出します。
そして河川、湖沼を汚してしまいます。
この一般的な田んぼをすればするほど河川を汚しているわけです。
日本では戦前の水道水は「緩速ろ過」の水でした。
「緩速ろ過」とは、
沈殿された池に川の水を引きます。
池の上澄みの水をろ過するための池に流します。
ろ過池の砂の上には太陽の光が入るので、珪藻(ケイソウ)という植物、藻(も)が発生します。
珪藻は水中で光合成をして酸素を作ります。
この酸素によって池の中の砂の表面に沢山の生き物が繁殖して、生物資源を作ります。
この池の水の中にチッソやリンなどの栄養素が増え、生物の循環が起こります。
水中の中に例えば、コレラやO157のような有害物質が入ったとしても、水中の微生物たちが
全部食べてくれるように生態系が出来上がっています。
最終的に池の中の残りの水を砂でろ過すると綺麗な飲める水になります。
これが「緩速ろ過」とう水です。
戦後水道に塩素が入るまでは日本ではこの「緩速ろ過」という生物ろ過を使っていたんです。
今は「スーパー急速ろ過」という塩素などで消毒する水道システムですね。
この「スーパー急速ろ過」を一基作るのになんと1000億円かかっているそうです。
戦前の「緩速ろ過」という水道システムであればお金はほどんどかからなかったものをわざわざお金を使うようにしてしまったんですね。
そしてそのお金は現在の水道料金という名目で支払っているわけです。
話を戻しますと、この昔ながらの「緩速ろ過」を利用した田んぼがあります。
それが岩澤さんが提唱している冬期湛水(とうきたんすい)という、
冬の間も水を張りっぱなしにした田んぼのことです。
この田んぼは一年中水を田んぼに張っています。
池のような状態です。
田んぼも不耕起で耕しません。
どんなメリットがあるのでしょう?
一年中水があるので、先ほどの「緩速ろ過」の水道のように生物の循環が起こり、
水を浄化します。
例えばこの冬期湛水の田んぼのお米を10kg食べるとすると
水を100トンずつ綺麗にしている計算になるそうです。
凄いですよね。
この方式の田んぼが増えれば、増えるほど、その地域の河川や湖沼を浄化していくことになります。
現状は田んぼをすればするほど、河川、湖沼を汚しているわけです。
ですのでこの冬期湛水の田んぼを近い将来やりたいと計画しているところです。
お米を食べれば食べるほど、河川を汚すのが良いのか?
お米を食べれば食べるほど、河川を浄化するのが良いのか?
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トビー