先日、ちょっとしたミスをしてしまいました。
こだわり人参という野菜を扱っており、
注文があれば、農家さんに連絡し、お客様に出荷してもらっています。
丁度、年末に祖母が亡くなったで横浜に数日帰省していました。
その帰省しているときにご注文を頂いたのです。
直ぐに対応が出来なかったので、
家に戻ったら農家さんにＦＡＸしなくてはと覚えて帰ったのですが、
その時どういうわけかＦＡＸをしたつもりになっており、ＦＡＸをするのを忘れてしまっていました。
そして年が明けて数日したころ、お客様からまだ人参が届いていないのですが。。。というお電話がありました。
僕はその時自分がミスをしていることにまだ気がついていません。
「ＦＡＸはしてあるので農家さんに至急確認します」とお客様にお伝えして、
念のためにＦＡＸを調べてみると。。。
おかしい、ＦＡＸしたはずなのに。。。？
ＦＡＸした形跡がありません。
汗。。。
この時初めて、ＦＡＸしたつもりになっていて、していないことに気がつきました。
あ～やってしまった！
自分のミスだ！
今までの自分であれば、自分を責めていました。
「どうしてミスしちゃったのかなぁ～」
「あ～俺のばか～！」なんて（笑）
そして不安が襲ってきます。
お客様に怒られるかな～
起こってもないことを想像して不安を勝手に作り出します。
「でも自分を責めるこことほど馬鹿げたことはない！」
「起こってもないことを想像して不安になることもない！」
それらは癖だとわかったときからそれは止めにしました！
「今、この瞬間」に意識がいないということでもあります。
ＦＡＸし忘れたことはとりもどせません。
今、この瞬間ベストを尽くす。
正直に生きる。
ただそれだけです。
農家さんに連絡して、
僕のミスでＦＡＸをし忘れたことを告げました。
すると、いつもの午後の出荷対応を午前中に出荷してくれるとのこと。
午後であればお客様の所まで２日かかるところを午前出荷であれば１日で到着するとのこと。
有難いことです。
そしてお客様にも正直にＦＡＸを忘れたことと、
今出来るベストは農家の協力で明日お届けできること。
その旨を丁寧にお話したら、
怒られることもなく、それで大丈夫ですと言って頂けました。
失敗やミスをしてもかまわないのです。
それを狙っているわけではありませんので。。。
自分のミスを隠したり、すり替えたり、ごまかそうとしたり。。。
これは「恐れ」からやってきます。
「恐れ」は幻想だと知っていれば、ミスを隠したり、すり替えたり、ごまかそうとしたりすることはしません。
そして自分にダメだしする必要もありません。
そういう状況のとき、正直にいられるか？誠意を持った行動が取れるかが求められると思います。
正直にいられるか？誠意を持った行動をとったにも関わらず、相手が怒ったとします。
それは怒った、感情的になったその方の問題となります。
ミスや失敗をしたら怒られる！という観念を子供のときから植え付けてしまうと、
恐れから行動しようとしたり、自分を責めたりしたりします。
これは本当に意味がない、もったいない行動です。
ミスした、失敗したこと自体に意味はありません。
ニュートラルなのです。
ですので、そういうときは今、この瞬間に意識を集中して、
今出来る最善を誠意を持って対処するということだと思います。
そしてミスや失敗から気付きを得るのですから、あって当たり前なのです。
ミスや失敗だと自分で烙印を押さないようにしてください。
ミスや失敗は恐れから行動しなければ学びとなるのです。
今日もお読み頂きありがとうございます。
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トビー
