宿の目の前にある
屈斜路湖畔の野天温泉に女性陣を案内するため湖畔まで行き、
何気なく写真を撮ると、無数のオーブが～
屈斜路湖はほんとに神聖なエネルギーの場所の一つです。
男女混浴のワイルドな野天温泉が北海道には無数にあります。
お湯の温度を確かめないと熱くて入れない時や、冷たすぎるときも～
自然ですからね。
女性陣は野天風呂へ～
食事を済ませたあとは、アイヌ詞曲舞踊団 モシリのライブを鑑賞～
モシリとは、縄文の精神＝「共生と循環の思想」を今に引き継ぐアイヌ民族の伝統的な歌・踊り・精神をベースに、
新しい歌や踊りを創造するパフォーマンス集団です。
去年僕たちは彼らのライブを見て衝撃を受けました。
とにかく歌や踊りに込められたメッセージが凄い！
メインボーカルのシノッチャキさんのオーラが半端ない！
歌も天から降ってくるような歌声！
そして「人間がいなくなっても地球は困らないのだ～」というナレーション担当のカピウさんの語りがまた凄い！
一度聴いたら忘れない語り～
踊りあり、様々な仕掛けがあり、観客を楽しませてくれます♪
この日は、ＮＨＫの取材班が来ており、ライブの中とライブの後に感想など聞かれました。
地方放送なのでどれだけ写っていたのか？
去年、この古老との出会いがとにかく衝撃的でした。
今はこの場に行かないとお話を聞くことが出来ません。
古老曰く、お金をかけて遠いところまで来て話を聞くことに意味があると。。。
それだけ真剣ですか？ということだと思います。
誰でも彼でもお話を聞かせてもらえないみたいです。
僕たちは去年真剣に
アイヌの叡智を知りたいとお願いをしていたため、ＯＫが出たみたいでした。
６月にも企画していますので是非この機会を～
↓↓↓
今回のお話会の内容を少しだけまとめてみました^ ^
日本列島の先住民で、
アイヌは文字を持たず、言葉のみで生きてきた。言葉に魂をこめて相手に届ける。
１万年も争いなく平和に暮らして、世界には無い稀な文明。
☆
弥生時代のあたりに大陸から渡ってきた人々と文化
接触して混血していき、現在の日本文化が出来た。
現代の日本人にも大なり小なり
アイヌの血が入っている。だから兄弟。
☆
アイヌは自然の摂理（カムイ）に逆らわず生きてきた。だから自然の汚染、破壊は無かった。
土地もを所有すると言う概念がない。カムイから借りて生活をしている。
☆自然に迷惑をかけない。山に山菜などを採りに行くときは礼拝してから山に入る。
全部を採らない。次の人が来る分、１００年先の人の分を残して採る。
お金で言えば元金に手を付けず、利息の分を食べるイメージ。
開拓に来た日本人は根こそぎ取っていった。
☆人間がおぎゃ～と生まれた。それはカムイが創ったと考える。死ぬまで自分をもう一人創る。それは精神を磨いた人間。
２つの人間を重ねた人間。それが
アイヌの一生の仕事である。
☆
アイヌには自然という概念がない。人間は自然の一部だから。命あるもの同じ目線で付き合う。
などなどまだまだ沢山お話頂きましたが～
聞いてみたら当たり前のことのように思うと思いますが、
さて、さて、これを日常の中で実際に活かしていけるのか？
活かしている人はいるのか？
僕たち日本人がすっかり忘れてしまっている部分をお話して頂いたように思います。
現代人は何かになろうと一生懸命働いています。
地位や、名誉、競争、物質的豊かさを求めて～
それも良いですが、僕たちがこの地球上にやってくる目的は、魂が揺さぶるれるような体験をしたくてやってくるのだと思います。
魂と魂を響き合わせて生きていきたいですね。
つづく
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トビー
