４日目の朝は羅臼湖のトレッキングから始まりました。
まずは知床自然センターでヒグマのレクチャーを受けてから山に入ります。
知床は特に野生のヒグマがたくさん生息している地域だからです。
最近、羅臼湖へ入る道路に頻繁に出没しているとのこと。
本来ヒグマはおとなしい臆病な動物で物音や人がいるとわかれば立ち去るのが普通だそうです。
説明員の方が「本当に凶暴な動物だったら私たちはここに誰もいなくなっていますよ^ ^」
っと笑顔で話をしてくれました^ ^
アイヌの人たちにとってヒグマはカムイ（神）ですからね～
ただお互いが鉢合わせしたとき、ヒグマは身を守る行動に出ることで襲われるケースがあります。
鉢合わせを防ぐために、声や音を出しながら歩く。
そして５０ｍ先くらいで見つけることが出来れば、対処できるとのこと。
そのとき、慌てて背中を向けて逃げると、クマは本能的に追っかける習性があるらしいので、決して慌てて逃げないこと。
死んだふりも、「何だろう？」って遊ばれてしまう可能性が～
どうしたら良いのか？
「前を向いたままゆっくりあとずさりする！」とのことでした。
誰も怖い～なんて発せず、皆さん以外に普通に聞いていました～^ ^
素晴らしい～♪
自然センターからバスで２０分！
羅臼湖入口です。
この辺りにヒグマちゃんが良く出没するらしい～
今回は羅臼湖までのトレッキングが時間の問題などで難しいため、
途中の三の沼までトレッキングします。
北海道に入る直前は物凄く寒いので冬の服装を用意と自然センターの職員に聞いていたのですが、
２、３日前くらいから急に気温が高くなり、本日は３０度近くまで～
でもまだ残雪が残っていました。
無事三の沼まで到着です～
ここで簡単なスピリチュアルワークを行いました^ ^
羅臼岳が沼面に反射して綺麗です。
丁度地元のガイドさんと一緒になり、綺麗に映るポイントを親切に教えてくれたのでした^ ^
ついてます♪
往復２時間くらいの三の沼までのトレッキングを楽しみました^ ^
そのあと、ウトロに戻り、海の見える海鮮屋さんでランチ～
ほっけはほんと大きかったです^ ^
その他皆さんが注文されていた海の幸も北海道ならでは～
ランチの後は知床五湖へ
この時期は木道のみのトレッキングとなっています。
ガイドさんをつけないと、木道以外のルートをトレッキング出来ないのです。
ヒグマの活動シーズンだからみたいです。
湖のずっと先にエゾシカの親子をＳさんが発見～
自然がたくさん残っている知床五湖でした～
丁度トレッキングを終えて帰るときにこんな看板が～
行きはありませんでした。
木道ではない、ガイド付きトレッキングコースにヒグマが出たということで、地上遊歩道が閉鎖になっていました。
ヒグマさんがほんとたくさん生息しています。
宿に帰り、心温まる食事を頂きました。
本日も女将さんをつかまえて、アイヌのお話をして頂きました～
最終日の最初はオシンコシンの滝からスタート～
ここでは水の浄化のワークをお伝えして、各自滝の前で行って頂きました^ ^
次に向かった場所は来運神社です。
ここはもともとアイヌ語でライクンナイという地名だったそうです。
あとから日本語をあてたわけです。
ライクンナイという意味は「死者の沢」という意味だそうです。
アイヌは死者は生者に「知恵や恵みを授ける」と考えられていたそうです。
ここは知る人ぞ知る湧き水がある場所でもあり、水は叡智であり、恵みであるわけですから、
アイヌの人々にとって重要な場所だったと思われます。
この雑木林の中を少し登っていきます。
すると小さな社があります。
写真を撮るのを忘れてしまいました（汗）
ここで神社の真実のお話を少しさせて頂きました。
もともとアイヌ民族や縄文人には神社という文化がありませんでした。
縄文時代のあとから神社という文化が入ってきたわけで、ここをよ～く考えてみることをおすすめします。
何故ならかなり洗脳されているからです。
政治的に造られた情報を信じ込んでいる部分が多々あると思いますよ。
もともとアイヌや縄文人は八百万の神という考え方ですべてのものに神が宿っているという信仰でした。
神社にえら～い神様がいると思っている方は考え直しましょう～（笑）
身の回りにも、自分の内側にも神がいます。
豊さの湧き水を頂きました。
僕たちも奥伊勢では地元の山に湧き水を汲みにいきます。
実際にその場に行き、山からお水を頂くという行動をすると本当に有難いなぁ～という感謝の気持ちが勝手に湧き出てきます。
これは行動して初めて得られるものなので、是非地元に湧き水があれば汲みにいってみてください。
ランチ後向かったのは網走方面にある能取岬です。
晴れていたら知床半島が一望出来る場所ですが、
あいにく曇り空でした。
最後に向かった場所は北方民族資料館です。
ここはアイヌだけではなく、北方民族を知ることが出来る博物館です。
３０分の無料案内がありましたので申し込みをしました。
実際１時間くらいお話しして頂きました^ ^
アイヌ民族の衣装～
ホップ民族の衣装です。どこの民族だったかた忘れてしまいました。
ロシアのサミ族の衣装～
どの衣装もおしゃれです。
服装だけではなく、色んな文化が楽しめる博物館でした～
今回のツアーは調和ある楽しいツアーでした。
ご参加者様の皆さまのエネルギーが軽やかで心地よくツアーを終えることが出来ました。
アイヌ民族を知ることは日本人としてとても大切なことだとわかりました。
今の日本人はアイヌ民族と渡来系の民族の血がまじりあった民族です。
どちらの遺伝子も持っているわけです。
しかしアイヌのＤＮＡはどちらかというと忘れさられてしまっているものと思われます。
ですから僕たちの中に眠っているアイヌのＤＮＡを呼び覚ますことが大切だと感じています。
アイヌのさらに先にはムーやレムリアというＤＮＡがあると思います。
屈斜路湖丸木舟のアト゜イさん（アイヌの古老）がおっしゃっていたことが頭をよぎります。
「人類は絶滅の方向へ向かっている気がします。」
「しかし人類がほろんだとしても地球は困らない！」
人類が絶滅するかしないかは、一人一人の心を取り戻すことだと思います。
それは感じる力だと思います。
アイヌの叡智、僕の中でもかなりの衝撃を受けました。
今の段階でもダウンロード中です（笑）
是非秋にも北海道アイヌツアーを行ってくださいとのお声がありましたので、１０月に行うことを決めました。
ご興味ある方は是非詳細ご覧ください～↓↓↓ ♪
本日もお読み頂きありがとうございます。
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